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中国人客はお断りその理由とは?

2016年05月14日

歌舞伎町の風俗案内所が「中国人客はお断り」 その理由とは?

 2015年の新語・流行語大賞にも選ばれた「爆買い」。日中の新宿や秋葉原の大通り沿いには、中国人観光客を乗せた大型バスがズラリと並ぶ。彼らの目的は家電やオムツなどの日用品だ。

 いまや、インバウンド市場拡大の影響で、繁華街のドラッグストアの中には店内表記を中国語に統一した店も出始めているほどだ。

 しかし、そんな景気のよい話も、歌舞伎町の夜の店では意外にも通用しない。なんでも最近、中国人観光客の入店を断る風俗店が増えているのだ。

 もちろんお店にもお客さんを選ぶ権利はあるし、泥酔者などと同様に、外国人の入店をあらかじめ断るお店は決して少なくないが、なぜ最近になって、それもよりにもよって、今では国内外すっかり観光地と化している歌舞伎町の店に増えているのだろうか。

夜の歌舞伎町は「中国人お断り」がスタンダートに

 ある歌舞伎町の無料案内所Aのスタッフに話を聞いてみると「中国人の方はうちではダメですね」とそっけない返事。「今は歌舞伎町のほとんどのお店が中国人の方の入店をお断わりするようになっています。他のお客さんにも迷惑かけてしまうので」。

 ちなみに「この動きはだいたい今年に入ってから」だという。

最大の理由は、店のルールを守らない

 なんでも「お触りNGのお店なのに暴走してお触りしまくったり、お店のルールを守らないというトラブルが相次いでいたんですよ。それにお会計でモメることも多くて、景気良くポンポン出してくれるならまだいいですけど、チャージ料金でゴネられたりすることも多いので」ということらしい。

 どうやら、歌舞伎町の夜遊び店がいま最もアツいはずのインバウンド市場を完全に無視しているというのは間違いないようだ。

利用できる店はごくわずか

 また別の無料案内所Bのスタッフも「中国人がいま入れる場所なんて歌舞伎町にはないよ」と語り、状況は変わらない。なんとか粘って「うちで紹介できるのは……」と教えてくれたのは、一軒のショーパブだった。また、今のところホテヘルもそのサービスの性質上、基本的には問題なく利用できるということだった。

 そして、さらに無料案内所を巡ること4店舗目。やっと「中国人でも問題ない」という、頼もしい無用案内所の話を聞くことができた。某老舗風俗情報サイトのほうでもお馴染みの名の無料案内所Cである。

「うちで紹介してるお店は特に問題ありません」(無料案内所Cのスタッフ)。ただし、それもやはり条件付きのようで、「英語で対応できるスタッフは多くはなくてもいるんですが、残念ながら中国語で細かい説明ができるスタッフがおらず。日本人が同伴で通訳してくれたり、ちゃんとお店のルールを説明できる人がいることが前提ですね。NGのお店が増えているというのも、言葉が通じなくてルールを守れない、お会計でゴネられるということが原因ですから。うちの場合は日本人が同伴、もしくは日本語のできる中国人が同伴しているという条件ならば、特別に入店をお断りしていることはありません」とのこと。

同じ中国人観光客でも吉原とは層が違う

「会計でモメる」という話を聞く限り、どうやら吉原などで爆買いしている羽振りのいい中国人たちとは、また微妙に違う層の観光客たちが歌舞伎町には多いようである。

 お店側も中国語が堪能なスタッフを雇うのが難しいという問題があるのかもしれない。少しもったいないような気もするが、どうやら中国人の夜遊びの場もすでに微妙な住み分けができ上がっているということなのだろう。 <取材・文/日刊SPA!取材班>


言葉が通じないフリをして、店のルールを守らない
外人はいつもこれよ



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