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デリヘル繁盛店を支える方とは…

2015年05月30日

デリヘル繁盛店を支える元人気No.1女性送迎ドライバー

 『いい風俗店』って、なんだろう? ユーザー目線で考えると、やはり安いということだろうか?

 それとも女の子のクオリティなのか? それは、風俗業界で働く人間の目線で考えると、また違ってくるのだろうか? たとえば中国地方の某県で繁盛しているデリヘルがある。十数年前は、いわゆる店舗型ヘルスとして経営していたそうだ。それが、なぜ、デリバリー部門を作ったのか。

 それ以前に、なぜ、そのデリヘルは繁盛しているのか? まず、女の子の人数が充実しているからだろう。そして、その店を取材をした時に、在籍嬢たちはこう言う。

「ウチの店、“いい店”ですよ!」

 それは「アットホーム」であり、「チームワーク重視!」ということらしい。それゆえに女の子にとっては働きやすいということなのだろう。

 その“働きやすさ”を支えているのがドライバーの美香さん(仮名:35歳)である。そう、女性スタッフなのだ。

 実は彼女は、「はい、風俗嬢でした。自慢じゃないけど、指名がナンバー1になるほど人気者だったんだから(笑)!」と明るく笑う。

 しかし、13年前のこと。プライベートで行ったスキーで左足をケガしてしまった。腱が断裂するほどの重症で、ヒザが曲がらなくなってしまうほどであった。

「あっ、わたし、風俗嬢として終わったなぁ~って思った。だって、風俗のお仕事って、けっこうヒザを使うでしょ? しゃがんだり、四つん這いになったり。それができなくなっちゃって…致命傷よね。だから、“もうお店に戻れないや…”って、そう思ったの」

 彼女が諦めてしまった理由のひとつに、リハビリを重ねたもののあまり効果が無かったことも挙げられる。そして、入院して3カ月。その間、店長やお店の女のコがお見舞いに来てくれたという。しかし…。

「みんな『待ってる』って言ってくれたけど…、正直、“ふざけないで!”って思ったのね。だって、復帰できるわけないじゃない、こんな足じゃ。そう思うと、みんなの励ましが白々しく聞こえちゃって…」

 完全に自分で心を閉ざしてしまった美香さん。それでも何度も見舞いに訪れた店長は退院が決まった日に、彼女に言った。

「美香ちゃん、これからどうする?」

 美香さん自身は当然、先々のことが不安だったという。それは、高校を卒業して、スグに風俗業界に入ったゆえ…。

「いわゆる一般社会のことを知らないし、風俗じゃ働けない。持ってる資格は車の免許のみで働ける場所は無いという(苦笑)。そんな気持ちを見透かされたのか、店長が『うちの店、今度、デリバリー部門を作るから、美香ちゃん、ドライバーしない? オートマだったら運転、できるでしょ?』って…」

 もちろん、ありがたい話だし嬉しかったどうだ。しかし、彼女は“軽自動車しか運転できない(笑)”ということだったが、「逆に足回りが軽くてイイ」と店長…。こうして、美香さんはドライバーになった。そして、店も好調に繁盛していった。なぜか?

「美香さんと車に乗るとイロイロ相談できるんです。お仕事のことは元ナンバー1なだけに的確なアドバイスをくれるんです。あとは…風俗嬢のわたし達の気持ちを理解してくれているのでありがたい」(在籍嬢談)

 美香さん曰く“女の子が働きやすいということはスタッフも働きやすいし、それでお仕事を頑張れる。イコールお客様もご利用しやすくなるから”と謙遜するのみ。

「最初は仲良しの同僚の女の子を乗せるのは違和感があったけど、今は10歳以上年下の娘みたいな女の子ばかりだから逆に毎日が新鮮やわ(笑)。今は、この運転席がまさしく、“わたしの指定席”です(ニッコリ)」

 お店がある限り、ドライバーの仕事を続けるつもりだという美香さん。それはつまり、そのデリヘルの快進撃は、まだまだ続くということだろう。
(文=子門仁)


余計なものをそぎ落としたからこそのふるまい。



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